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社長挨拶

弊社は1963年、自動車エンジンの再生業として発足いたしましたが1968年、株式会社設立とともに生産工場へと転換を図りました。現在では精密ダイカストによる自動車エンジン用部品、農業機械、産業機械、建設機械等あらゆる分野の部品製造が第一の柱となっております。第二の柱はライニング材及び銅系・鉄系の摩擦材を用いた農機具用、産業機械用の遠心クラッチおよびブレーキの製造です。特に遠心クラッチの業界では国内シェア90%強の当社製品をご採用頂けるまでに発展してまいりました。また、高齢化社会に伴い福祉分野の製品にもご採用頂いております。第三の柱は業界では不可能とされていた鋳造用アルミ合金を用いてのダイカスト法によるエンジンピストンの製造、およびグラビティ鋳造によるエンジン用、コンプレッサー用の超精密ピストンの製造です。特に普通ダイカストによるピストンの製造は弊社だけの技術です。第四の柱は高機能フェノール樹脂製品の開発製造です。この樹脂は補強材にカーボン繊維やアラミド繊維を配合することにより従来の金属に匹敵する強度を有しながら軽量化を実現することが可能であり、また摺動による静粛性も向上させます。2013年より新たな分野として電子業界におけるタッチパネルセンサーの製造に着手いたしました。これは当社が製法特許を取得し従来の製法を画期的に改善したことにより小ロットでも安価に製造することが可能となります。
2015年11月、世代交代いたしましたが永きに渡り培ってまいりました伝統を承継しつつ更なる技術革新と経営の合理化により社会のニーズに応えるための努力を今後も継続してまいります。今日まで発展させて頂けたのも長年にわたる前向きな当社技術の研鑽がお得意様のご信頼を得ているからと自負致しております。今後ますます自己責任が厳しく問われる競争社会の中で立ち向かっていけるよう、いま一度基本姿勢を堅持し一層の技術拡充を図りいくらかでも社会のお役に立つことを念願いたしております。
今後ともより一層のお力添えを賜りますよう心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長